Label-Master 10
バーコード運用支援システム

バーコードで運用する際に必要となるのが、カルテなどへのバーコードの印刷作業です。
既存のシステムに手を加えることなく、簡単にバーコード運用を 始められるソリューションをご提案いたします。

Label-Master 10は、テンキーサイズの小型装置と、医療用バーコードプリンタ、 ハンズフリーバーコードリーダーで構成されます。
受付の限られたスペースに 配置できるよう小型化しました。

運用開始も簡単

バーコードによる運用を開始しようとした場合、まず心配になるのが、これまでに蓄積されている膨大なカルテなどへのラベルの付与作業です。Label-Master 10では、この問題を、レセコン、電カル、ファイリングシステムなどと連携することで解決しました。

専用バーコードプリンタの制御

Label-Master 10にIDを入力してください。入力されたIDは、瞬時にバーコード印刷され、ラベルとして出力されます。(CODE128)
バーコードの印刷には、専用のバーコードプリンタを使用します。 バーコード専用のラベルプリンタであるため、高速できれいなバーコードを印刷することが 可能です。バーコードは表面をラミネートコートした耐久性に優れたテープで出力されます。 カルテなどの摩擦により文字がかすれることもなく、汚れや薬品に対しても、優れた耐久性を 発揮します。

バーコード未発行/発行済を自動判別

Label-Master 10にIDを入力すると、LANを介してレセコンや電カル、ファイリングシステムと 通信をして、当該IDの患者さんが、バーコード未発行/発行済か判断します。 バーコード未発行と判断した場合、バーコードを自動的に出力します。出力されたバーコードを、 カルテに貼りつけてください。バーコード発行済と判断した場合、バーコードの出力が必要か尋ねてきます。既にバーコードが貼られている患者さんの場合は、キャンセルしてください。(放置しておけば、自動的にキャンセルされます。)
バーコード未発行の場合や、貼られたバーコードが汚れていたり剥げかけている場合は、再印刷を指示します。
この機能により、患者さんが来院する都度、バーコードを素早く、適切に出力することができるため、 過去の大量のカルテに予め付与することなく、スムーズにバーコードを用いた運用に移行できます。

レセコンのID入力専用テンキーとして使用可能

Label-Master 10は、PCにUSBで接続することにより、通常のテンキーボードとして機能します。レセコンに接続し、IDを入力する際の専用テンキーとして運用していただければ、受付業務でレセコンにIDを入力する作業と同時に、バーコードのラベルを出力することができます。バーコード未発行/発行済の自動判別機能により、レセプト操作で何度同じIDを入力しても、無駄なラベルを出力することはありません。

Label-Master 10
仕様詳細
インターフェイス
センサー距離 2〜20cm
電源 USB 3V
割り付け可能キーコード F1〜F12、A 〜Z、1〜0
外形寸法 W63×D48×H26mm
重さ 50g

電源・物理仕様
電源 250mA@5V USBバスパワー
大きさ 90×150×150mm(W×H×D)
重量 270g

その他
付属品 レセコン接続用USBケーブル(Type-A-miniB) 極細3m、
ラベルプリンタ接続用シリアルケーブル3m